ホームヘルパーのお仕事

今、ホームヘルパーが必要とされるワケ

ホームヘルパーの仕事とは?

高齢者や身体障害者などの日常生活全般のサポートを行います。利用者の自宅を訪問する訪問介護が多くを占め、通常は「ヘルパーステーション」と呼ばれる所に所属し定期的に利用者宅を訪問しサポートをします。

具体的には、食事や排泄の介助・衣類の着脱など「身体介護」のほか、洗濯や掃除・買い物といった家事などの「生活援助」を行います。

また、介護施設の入所者や曜日ごとに利用する人など施設利用者の介護をするケースもあり、働く場所に違いはありますが、前者同様に日常生活支援がヘルパーの主な仕事です。

ヘルパーの働く場所

就業先は、訪問介護事業所(ヘルパーステーション)、特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人ホーム、認知症(痴呆)グループホーム、デイサービスセンター(通所介護)、療養型などの病院、身体障害者更生施設などの障害者施設などがあります。

その所属先としては、公的機関と民間団体の2つに大別されます。

かつては行政機関を中心にサービスを行ってた介護サービスの分野ですが、介護保険制度の導入以降参入する民間企業が増え、ホームヘルパーの職場も様変わりしてきました。

さらには2013年4月から資格制度の改正も重なり、公的機関も民間団体もヘルパーの質とサービスの質の向上を目指しています。これからホームヘルパーの仕事を始める方は、スキルと共に自分が働きやすい雇用形態、就業先の特性などをよく見極めて仕事探しをするのが重要となってきます。

ヘルパーが必要とされる理由

日本は過去最高の高齢者社会となっています。総務省によると、65歳以上の高齢者人口は2944万人、80歳以上の人口は820万人以上(平成2010年9月現在)と、過去最高となりました。

介護保険導入により介護サービスの需要も在宅サービスを中心に増加しており、要介護認定者数は554万人(2012年12月末時点)にものぼり、今の日本において欠かせない職業のひとつになったと言えます。

ホームヘルパー以外にも介護サービス市場の需要は伸び続け、ケアマネジャー、介護福祉士などの介護や福祉に関する専門職の注目度も右肩上がりを続けています。



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